レバテック、研修の一部をAIロープレで代替|教育工数削減と営業機会の最大化を支援
更新日 2026年06月29日
【この記事はこんな方におすすめです】
- 新人育成のロープレを仕組み化し、教育担当の負担を減らしたい方
- 研修品質を保ちながら、評価基準のばらつきを抑えたい方
- 繁忙期でも面談・営業などの現場稼働を確保したい人材紹介/HR関連の担当者
Sapeetは6月18日、生成AIを活用したロールプレイングサービス「SAPI ロープレ」が、レバテックの就活キャリアアドバイザー(CA)向け研修プログラムに導入されたと発表しました。
新人CAの早期戦力化や、ベテラン社員の教育工数削減、それに伴う営業機会の最大化を支援するとしています。
導入の背景|教育工数の増大と営業機会の損失が課題に
人材紹介事業では、新人の早期戦力化が重要である一方、育成の負荷が現場に集中しやすい構造があります。
レバテックでも、組織拡大に伴い教育工数が増え、指導を担うベテラン社員がロープレに時間を割くことで、本来創出できるはずの面談機会が減ることが課題になっていました。
レバテックでも、組織拡大に伴い教育工数が増え、指導を担うベテラン社員がロープレに時間を割くことで、本来創出できるはずの面談機会が減ることが課題になっていました。
同社の試算では、繁忙期の2か月間で160件を超える営業機会(面談機会)が失われる計算になっていたとしています。
また、対人指導では指導者ごとに評価観点が異なりやすく、新人のスキルにばらつきが出ることで、接客品質の均一化を妨げる要因にもなっていたとのことです。
また、対人指導では指導者ごとに評価観点が異なりやすく、新人のスキルにばらつきが出ることで、接客品質の均一化を妨げる要因にもなっていたとのことです。
こうした属人的な教育手法の限界を超え、今後のさらなる組織成長を見据えた育成基盤をつくるため、SAPI ロープレの導入を決定しました。
期待される効果
レバテックでは、座学直後の自己学習としてSAPI ロープレを活用し、その後にベテラン社員が最終チェックを行う「ハイブリッド型」の 学習体系を採用しています。
初回カウンセリングを「ヒアリング」「情報提供・認識合わせ」「総合版」の3パートに分け、自社トークスクリプトに沿って段階的に習得する運用です。
初回カウンセリングを「ヒアリング」「情報提供・認識合わせ」「総合版」の3パートに分け、自社トークスクリプトに沿って段階的に習得する運用です。
同社が期待する効果は、以下の通りです。
- 教育工数の削減と、営業機会の創出:対面ロープレの一部をAIが代替することで、2ヶ月におよぶ繁忙期において、対面ロープレ対応による160件の営業機会の損失のうち、約100件を本来の営業活動へ割り当てられる見込みです。
- 心理的ハードルの解消による練習量の確保:先輩の手を止めることへの遠慮を減らし、時間や場所を問わず練習できる環境を整えることで、反復回数の増加を狙います。
- 評価の統一によるスキルの均一化:相槌や共感承認などの対人スキルから価値観の深掘りまで、統一された基準でAIからフィードバックを受けられることで、個々のスキルのばらつきを解消し、現場デビューまでのリードタイム短縮とともに、営業活動における重要KPIの向上を目指すとしています。
AI最強ナビ編集部コメント
人材紹介のように「面談の質」が価値の中心にある業務では、育成のやり方が成果に直結しやすいと感じます。その一方で、教える側の稼働が増えるほど、機会損失にもつながりやすいのが悩ましいところです。
今回の事例は、対面ロープレの良さを残しつつ、自己学習の反復回数をAIで増やせる設計になっている点が合理的だと感じました。
また、研修が属人化してしまう原因は、評価の観点や会話の流れが人によってバラつくことにあるケースが多いと思います。
シーン作成AIや評価の仕組みを使えば、誰が教えても同じ基準・同じ手順で練習できる形に整えやすくなります。こうした“研修の型”を先に作る発想は、他の育成テーマでも応用しやすいはずです。
参考ニュースソース
著者
AI最強ナビ編集部
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