メルカリ、ChatGPT上で商品探しを可能に|検索の迷いと出品準備の負担軽減
更新日 2026年06月26日

【この記事はこんな方におすすめです】
- 生成AIが「検索体験」をどう変え始めているか、具体例で押さえたい方
- EC/マーケットプレイスにおける“会話型UI”の潮流を追っている方
メルカリは6月23日、OpenAIの「Apps in ChatGPT」において、フリマアプリ「メルカリ」の公式アプリ提供を開始したと発表しました。ChatGPT上で会話するだけでメルカリの商品検索ができるほか、出品時の説明文下書きの作成にも対応します。
Apps in ChatGPTで使える機能
- ChatGPT上での商品検索:キーワードが思いつかない場合でも、会話の流れから条件を汲み取り、メルカリ上の商品提案につなげます。予算や用途ベースの相談(例:予算5,000円でキャンプ用品)にも対応します。
- 出品下書きの自動作成:商品情報を伝えると、AIがタイトル・カテゴリー・商品説明などを生成し、出品の下書きを作成します。
- 複数商品の一括下書き作成:複数アイテム分の出品下書きをまとめて作成できます。
- 出品価格の目安 提案:メルカリ内の類似商品の価格を参考に、AIが価格の目安を提案する機能を備えています。
- 多言語検索にも対応:日本語だけでなく、多言語での商品検索に対応するとしています。
アプリ開発の背景
メルカリによると、出品物の約8割は型番やJANコードなど既存カタログと紐づけできない「一点もの」に該当し、「キーワードが思いつかない」「条件を絞り込めない」といった迷いが生まれやすい状況があります。
出品側でも、商品状態がばらばらなため「説明文に何を書けばよいかわからない」といった声があるとのことです。
一方で、AIチャットサービスの利用が広がり、キーワード検索ではなく「AIに相談しながら探す」行動が定着しつつあります。こうした変化を踏まえ、ChatGPT上からメルカリの機能を使えるアプリを開発したと説明しています。
AI最強ナビ編集部コメント
フリマアプリは「探す」と「書く」が地味に 難しい領域です。欲しいものがぼんやりしている段階ほど検索語が出てこないですし、出品側も「状態の説明」「価格の根拠」を短時間で整えるのは手間がかかります。
だからこそ、会話の流れから条件を整理して検索につなげたり、必要な項目を埋める形で出品下書きを用意したりする設計は、迷いと手戻りを減らすうえで効率化につながりそうです。
入力の自由度が高いほど、検索条件や説明文の「型」をそろえる発想がヒントになりそうで、出品準備など周辺業務の標準化にも波及しやすくなりそうだと感じました。
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著者
AI最強ナビ編集部
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