RPAツールおすすめ9選!自動化で業務効率化
更新日 2025年04月27日
RPAツールとは、ロボットにより定型業務を自動化できるシステムです。自社の課題に合ったRPAツールを導入することで、単純作業の自動化によるミスの削減、業務プロセスの迅速化、人的リソースの有効活用が可能になります。
しかし、ニーズ拡大にもとないRPAツールは数多くリリースされており、自社に最適なRPAツールを見極めるのは難しいです。そこで本記事では、最新でおすすめのRPAツール9選をご紹介。導入実績が多く、人気があるRPAツールを厳選しました。
また、RPAツールの口コミ・レビューも紹介しますので、RPAツールで業務効率化を実現したい企業はぜひご覧ください。
RPAツールとは、人の手による単純作業や定型業務をロボットによって自動化するツールです。

RPAツールを導入することで、データ入力や集計、メール送信といった業務を自動化でき、人手不足の解消や作業時間の短縮、人的ミスの削減ができるようになります。RPAツールは、それぞれ特定の業務に特化しているものや汎用的な機能を持つものがあり、導入目的に応じた選択が必要です。ここでは、RPAツールの比較方法・選ぶポイントを解説します。
- 動作環境は「クラウド型・デスクトップ型・サーバー型」のどれか
- ライセンスの共有は可能か
- ロボットは作りやすいか
- 複雑な業務プロセスの自動化にも対応しているか
- プログラミング技術がなくても簡単に操作できるか
- 自社のERPやチャットボットとシステム連携できるか
- 費用は予算内におさまるか
動作環境は「クラウド型・デスクトップ型・サーバー型」のどれか
RPAツールの種類は、「クラウド型・デスクトップ型・サーバー型」があり、自社に適した動作環境のツールを選ぶことが重要です。
比較項目 | クラウド型 | デスクトップ型(インストール型) | サーバー型(オンプレミス型) |
|---|
特徴 | サービス提供会社のサーバーにアクセスして利用 | PCにソフトウェアをインストールして利用 | 自社サーバーにシス テムを設置して利用 |
利用環境 | 〇オンライン環境があればどこでも利用可能 | △ソフトをインストールしたPCのみで利用 | △社内での利用に限られる |
バージョンのアップデート | 〇自動 | △手動 | △手動 |
コスト | 〇導入コストが安い | 〇比較的安い | △導入コストが高額 |
セキュリティ | △サービス提供側に依存する | 〇外部からのアクセスを遮断して利用可能 | 〇自社で対策できるため強固 |
クラウド型RPAツールはインターネット経由でアクセス可能なため、場所を問わず利用できることが特徴。初期コストが安く導入しやすい一方で、セキュリティ対策はサービス側に依存します。
デスクトップ型RPAツールは、特定のPCにインストールするタイプで、インストール型RPAツールと 呼ばれることもあります。オフライン環境で利用するため安定した動作が期待できますが、RPAの稼働中は他の業務はできないことがデメリット。また、アップデートは手動で行う必要があり手間がかかります。
サーバー型RPAツールは大規模な業務自動化におすすめで、安定性やスケーラビリティに優れていますが、初期コストが高いことが懸念点です。
複数の部署やチームでツールを利用する企業は、RPAツールのライセンスを共有することでコストを抑えられます。サービスによって、1ライセンスで複数端末・複数人で利用可能な「フローティングライセンス」を提供しているもの、ライセンスが個別に必要な「ノードロックライセンス」のみ提供しているものがあるため、導入前にライセンス形態を確認しましょう。小規模でスタートし、将来的に自動化する業務領域を増やしたい企業は、拡張性も考慮して「フローティングライセンス」を検討するのがおすすめです。
ロボットの作り方はRPAツールによって異なるため、従業員がロボットを作りやすいツールを選ぶこともポイント。RPAツールでのロボット作成は、「シナリオ」と呼ばれる自動化手順を作成することが一般的です。レコーディング機能を搭載するRPAツールは、ユーザーが実際にPC上で行う作業を座標で記録し、それを自動化する形でロボットを作成します。ドラッグ&ドロップの機能があるRPAツールは、簡単にシナリオを作成できるインターフェースとなっており、シナリオテンプレートが豊富に用意されているツールは、スピーディーにロボット作成が可能です。
一方、カスタマイズ性の高いツールを選べば、複雑な業務にも対応可能ですが、その分設定や調整に時間を要することがあります。ロボットは繰り返し作成するものなので、従業員にとって作りやすいツールを選択しましょう。
単純な作業だけでなく、条件分岐や例外処理が多い業務プロセスでも、適切な設定ができるRPAツールを選ぶことで、より幅広い業務の自動化が可能になります。特に、AIや機械学習と組み合わせた高度なツールは、複雑な意思決定やパターン認識、予測が求められる業務に も対応できます。「意思決定や非定型的な作業も自動化したい」「複数のシステムをまたぐ処理も自動で行いたい化」という企業は、業務の特性に応じたツール選定が成功の鍵となります。
プログラミングの専門知識がなくても簡単に操作できるRPAツールであれば、非エンジニアでも自動化を進められるため、導入ハードルが低いです。特に、ノーコードやローコードで操作可能なツールや、操作画面が直感的で分かりやすいツールは、専門的なプログラミング知識がなくてもスムーズに操作可能です。多くのRPAツールは無料デモ・トライアルを提供しているので、導入前に活用し操作性を確認することをおすすめします。
自社のERPやチャットボットとシステム連携できるか
RPAツールはサービスによって連携できる外部システムやアプリケーションが異なるため、自社で利用するシステムと連携できるツールを導入しましょう。RPAツールは、ERPやチャットボットを始め、さまざまな外部システムと連携することで、業務の自動 化や効率化をさらに高めることができます。主な連携例は以下の通りです。
連携するシステムの例 | 自動化できる業務 |
|---|
ERP(基幹システム) | 財務報告・在庫管理・供給チェーンの業務プロセスなどの統合 |
チャットボット | 顧客対応/チャットボットが受けたリクエストの処理 |
AI-OCR | 紙の書類やスキャンデータを自動で読み取り、データベースに入力するプロセス |
CRM | 顧客情報入力/顧客対応履歴の自動記録/顧客への定型メール送信 |
会計システム | 入金データと銀行明細書の照合/ERPとの連携 |
勤怠管理システム | 勤怠データの自動集計/月末の給与計算の自動化 |
生産管理システム | 不良品発生やエラー時のアラート/製造ラインの稼働状況監視 |
上記以外にも、Slackやchatworkのようなビジネスチャットツールとの連携、GoogleDriveやDropboxといったクラウドサービスとの連携、AIとの連携など対応範囲は多岐にわたります。
RPAツールの費用は、導入形態によって異なります。導入形態ごとの初期費用・月額料金の相場は下記の通りです。
導入形態の種類 | 初期費用 | 月額料金 |
|---|
クラウド型 | 無料~数万円程 | 5万円~20万円程 |
デスクトップ型(インストール型) | 無料~25万円程 | 5万円程 |
サーバー型(オンプレミス型) | 100万円程 | 無料(ただし、維持管理費は別途発生) |
クラウド型RPAツールの費用相場は、初期費用が無料から数万円程、月額料金は5万円から20万円程。月額制や年額制のサブスクリプションが一般的です。デスクトップ型RPAツールは、初期費用が無料から25万円程、月額料金は5万円程が相場。一方、サーバー型RPAツールの費用は高額で、初期費用が100万円程、月額料金は無料ですが維持管理費が数万円から数十万円程かかります。「導入コストを抑えたい」「繁忙期だけ活用したい」という企業には、クラウド型RPAツールがおすすめ。
RPAツールによっては、業務規模や機能に応じた料金プランを提供しているので、自社の予算内に収まるプランを比較検討するのも良いでしょう。なお、サポートのレベルによって、トータルコストが変わるサービスも存在するため、サポート料金も含めてチェックしましょう。
ここでは、主要RPAツールを比較します。導入形態・初期費用・月額料金を比較した、下記比較表をご覧ください。
サービス名 | 導入形態 | 初期費用 | 月額料金 |
|---|
WinActor | クラウド/サーバー(オンプレミス) | ノードロックライセンス版:27万2,800円(税込)~ | フローティングライセンス版:要問合せ |
UiPath Platform | クラウド/サーバー(オンプレミス) | 無料 | ●無料プランあり(個人利用向け)●Pro:$420●エンタープライズ:問い合わせ |
RoboTANGO | デスクトップ(インストール) | 10万円~ | 5万円~/1ライセンス |
Blue Prism | クラウド/サーバー(オンプレミス) | 問い合わせ | 問い合わせ |
AUTORO | クラウド | 問い合わせ | 5万円~ |
Power Automate | クラウド/デスクトップ(インストール) | 問い合わせ | ●無料プランあり●2,248円~/1ユーザー |
BizRobo! | クラウド/デスクトップ(インストール) | 問い合わせ | 問い合わせ |
Robo-Pat DX(ロボパットDX) | クラウド/サーバー(オンプレミス) | 無料 | 問い合わせ |
Automation Anywhere | クラウド/サーバー(オンプレミス) | 問い合わせ | 問い合わせ |
ここでは、最新のRPAツールおすすめ9選を紹介します。サービスごとに、特徴や機能も解説していますので、RPAツール導入を検討している担当者はぜひご覧ください。
- WinActor(ウィンアクター)
- UiPath Platform
- RoboTANGO(ロボタンゴ)
- Blue Prism
- AUTORO(オートロ)
- Power Automate
- BizRobo!
- Robo-Pat DX(ロボパットDX)
- Automation Anywhere
WinActor
エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
出典:WinActor https://winactor.biz/
WinActor(ウィンアクター)は、NTTアドバンステクノロジ株式会社が提供する、純国産のRPAツールです。導入実績は8,000社以上で、特に日本の企業向けに最適化された使いやすいUIが特徴。
初心者でも直感的にシナリオを作成できることもおすすめ。ライセンス形態は、「フローティングライセンス」「ノードロックライセンス」の両方を提供しているので、自社のニーズに合わせて選択できることもメリットです。1,000個以上の豊富なサンプルシナリオや、完全日本語対応のサポートも魅力。
他社製品と比較した強みは、日本企業特有の条件・業務プロセスにも対応していること、そして、シナリオの作りやすさです。
主な機能
- メールサポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- Pマーク
UiPath Platform
UiPath株式会社
出典:UiPath Platform https://www.uipath.com/ja/product
UiPath Platformは、UiPath株式会社が提供するRPAツールです。プロセス自動化を提供する「UiPath Business Automation Platform」を展開しています。
このプラットフォームは、業務プロセスの発見、自動化、運用を一元的に管理できる点が特徴。特に、AIとRPA技術を組み合わせ、業務効率を最大化するためのツール群を提供しており、他社に比べて柔軟な自動化ソリューションを実現しています。
UiPath Platformは、「AIを活用し複雑な業務プロセスも自動化したい」という企業におすすめ。無料トライアルもあり、導入前の検討が可能です。