chai+が双方向リアルタイム音声対話に対応。人間らしい電話対応をAIが実現
更新日 2026年04月06日

【このニュースでわかること】
- 双方向のリアルタイム音声対話に対応したボイスボット機能が新たに登場
- 文脈を理解しながら人間のような自然なコミュニケーションが可能
- 社内情報を参照する技術を活用し、コールセンターの無人化やカスハラ対策を支援
デフィデは4月2日、特許取得済みの法人向けRAG・AIエージェント「chai+(チャイプラス)」に、双方向のリアルタイム音声対話(Full Duplex)に対応した新機能を追加したと発表しました。
2025年4月に東京都で「カスハラ防止条例」が施行されるなど企業に対策が求められる中、コールセンターの人手不足やカスタマーハラスメントといった深刻な社会課題への対応を支援することを目的としています。
2025年4月に東京都で「カスハラ防止条例」が施行されるなど企業に対策が求められる中、コールセンターの人手不足やカスタマーハラスメントといった深刻な社会課題への対応を支援することを目的としています。

なお、chai+は独自の検索インデックスと高度なデータ処理技術を組み合わせた検索・応答精度において96%以上を達成しており(LLMジャッジベース測定)、この特許技術が今回のボイスボット機能にも活かされています。
新機能・サービスの概要
・従来の一問一答型とは異なり、相手が話している最中でも自然に割り込んだり、文脈を理解しながら継続的な対話を行う双方向リアルタイム音声対話に対応しています。
・特許取得済みの学習技術を活用し、社内のFAQや業務マニュアルなどの情報をリアルタイムに参照することで、より正確な音声回答を生成します。
・夜間・休日を問わず24時間365日の一次対応を無人化し、人員配置に関係なく顧客対応を継続できます。
・感情的な問い合 わせに対してもAIが冷静に初期受付・記録を行い、必要な場合のみ人間のオペレーターへ引き継ぐことで、従業員の心理的負担を軽減します。
【相談事例】従来型の自動音声(IVR)に限界を感じる現場の声
AI活用やDX推進支援サービスを提供するAI最強ナビ(運営元:PRONIアイミツSaaS)にも、実際に電話対応の高度化に関する次のようなお悩みが寄せられています。
相談事例
「現在は人間のオペレーターが用件を聞き取り、手動で担当部署へ振り分けています。既存の番号選択式(IVR)のような自動音声応答では、あらかじめ決められた選択肢を選ぶだけで顧客の真の意図を汲み取れず、顧客満足度の低下が懸念されます。
そのため、顧客が自由に話したフリーワードの用件を自然言語で正確に理解し、人間のようにスムーズで高度なコミュニケーションを通じて最適な部署へ自動で振り分けられるシステムを求めています」(従業員数30〜49名/学校・教育業界)
そのため、顧客が自由に話したフリーワードの用件を自然言語で正確に理解し、人間のようにスムーズで高度なコミュニケーションを通じて最適な部署へ自動で振り分けられるシステムを求めています」(従業員数30〜49名/学校・教育業界)
こうした現場の課題に対して「chai+」の双方向音声対話機能は有用な解決策の一つとなるで しょう。
相手の話の文脈を把握し、社内データに基づいた適切な案内を行うことで、機械的な対応による顧客の不満を和らげつつ、該当の担当窓口への誘導を円滑に進めることが期待できます。
【AI最強ナビの視点】AIボイスボットがもたらす顧客接点の進化
これまでの自動音声システムは、決められたシナリオに沿った機械的な対応が主流であり、柔軟性に欠ける点が課題とされてきました。
しかし、生成AIと社内データを連携させるRAG技術や、双方向の対話処理技術が発展したことで、人間が対応しているかのような自然な顧客体験の提供が現実のものとなりつつあります。
とくにカスタマーハラスメントの防止や深刻な人手不足が叫ばれる現在、AIを単なる省力化ツールとしてだけでなく、「顧客満足度の維持」と「従業員の保護」を両立するクッション役として配置するアプローチは、今後のカスタマーサポートにおける重要なトレンドになっていくと考えられます。